手術方法
私は2015年、横浜市民病院で大腸全摘手術を2回(9月、12月)に分けて受けました。
術式は『IAA』という直腸粘膜を残さない方法で行いました。
基本的に横浜市民病院は『IACA』(肛門管部分の直腸粘膜を残す)の術式を用い1回で手術をするのですが、私の場合は全摘手術に至る原因が『盲腸がん』だったため、直腸粘膜を残さない『IAA』になりました。(残した粘膜部分ががん化する恐れがあるため)
そして基本的に『IACA』だと1回で終わらせる手術が、『IAA』になると2回に分けての手術になるのは回腸嚢(ポーチ)と肛門を直接吻合するため、より吻合部分を安静にし、確実に着けるための時間を置く必要があるからです。
術式については一長一短有り、『こちらの方が優れている!』とかそういうものではありません。また患者それぞれの状態も見て決められるものです。
術式については下記の記事で書いていますので、宜しければ見てみてください。
手術内容と時間・入院期間
1期目、2期目それぞれの手術内容・手術時間・入院期間下記になります。
⚫︎1期目(2015年9月)
手術内容(開腹手術)
大腸全摘出
小腸で便を溜めるためのポーチを造り、肛門と吻合する
回腸ストーマ造設
手術時間
約7時間半
入院期間
27日間
⚫︎2期目(2015年12月)
手術内容
回腸ストーマ閉鎖
手術時間
約2時間
入院期間
15日間
まとめ
私の場合について書いてみましたが当然病院、個々のケースで変わってくると思います。
もう昔の話ですが、1期目の手術後はかなりツラかったですねー。
麻酔は入っているもののやはり痛い!肛門になんかドレーンが入っててこれも痛い!
あと食事が始まると腸閉塞気味になり、夜中じゅう吐いていた時期も有りました。
正直もう味わいたくない経験です(笑)
ただ、2期目は1期目と比べものにならないくらい楽でした。麻酔から醒めた直後から元気で、看護師さんと普通に会話もできました。そして翌日からそんなに無理なく歩いてました。
前のブログで術後辛ったことを記事にしていますので良かったら読んでみて下さい。
私が手術したのがもう大体8年前になりますが当時は開腹手術でした。
しかしながら、Twitterで繋がってる方の話を聞いていると横浜市民病院でも最近は腹腔鏡手術になっている様です。
最後になりますが、手術をするとなったらやっぱり実績の多い病院が良いと思います。
calooの病気別治療実績数を貼っておきますので病院選びの参考にしてみてください。
https://caloo.jp/dpc/disease/1355

潰瘍性大腸炎(UC)を発症し、約1年でがん化が見つかり大腸全摘を経験しました。手術当日まで迷い、術後も長いこと葛藤しましたが、気づけば大腸全摘から10年。今は「ないならないで生きていく」生活が完全に定着しています。
このブログでは、潰瘍性大腸炎・大腸全摘の体験談、術後の生活(便回数・便漏れ・食事・睡眠・水分など)、10年経って見えてきたことを、できるだけリアルに書いています。同じ状況の方の不安が少しでも軽くなり、病気にとらわれすぎず前を向くきっかけになれば嬉しいです。