潰瘍性大腸炎の初期症状、色々有るとは
思うのですが私の場合は常時の下痢に加えて、
上腹部の痛みが有りました。
この痛みが起こるのは大抵夜で、痛いと
いうよりも『強いムカムカ感』が出ると
いった感じでした。
ある夜はその強いムカムカ感が一向に
収まらず一人部屋でうずくまってしまい、
近くの救急病院に辛抱堪らず
電話したこともありました。
まぁ掛けたものの、
『掛かりつけの病院に行った方が
良いんじゃないんですか?』とやんわり
断られたので行きませんでしたが。。
いい加減おかしいと思い、止まらない下痢と
この上腹部の痛みで東海大学病院を
受診しました。
血液検査をすると医師から
『昨夜お酒飲まれました?』
と言われるほど肝臓の数値が異常で
当初は肝臓の病気を疑うものでした。
しかしながら追加でMRI検査しても
肝臓には異常無し。
『ウルソ』を処方され飲むとやがて上腹部の
痛みは治まり、血液検査の結果も正常の
範囲内に収まるようになりました。
このまま様子見となりそうな所でしたが
下痢は止まらず続いていたので、
『この下痢が止まらないのはなんなんですかね?』
と医師に問いかけると
『大腸内視鏡検査、やってみますか?』
という流れになり、やっと大腸を
検査することになったのでした。
そしてここで初めて潰瘍性大腸炎
ということが分かったのです。
明らかにおかしかったのでいずれ大腸内視鏡は
やったとは思いますが、あの時もしやって
いなければ、しばらく下痢と切迫便意に
悩まされ続けていたと思います。
一見大腸には関係無さそうな肝臓ですが
合併症として原発性硬化性胆管炎も有り、
私の場合も肝臓に影響を与えたのでした。
潰瘍性大腸炎発症から1年程でがん化し、大腸全摘せざるを得なくなった40代商社マン。大腸全摘後も世界を飛び回っています(今はコロナで自粛中)。
潰瘍性大腸炎・大腸全摘手術をした経験やその後の生活を書き綴っています。
(時々熱い想いも書きます笑)