2期目手術終了直後
術後ICU部屋で寝ているとなんやらお尻から
暖かい液体が出て来ました。
” ツーっ” って感じですね笑。
これ制御出来ませんでした。
看護師さんを呼び見てもらうと
『便が出ましたねー』 と。
便と言っても食事は前日からしていないので
腸液なんですよね。
看護師さんに履いていたオムツを替えてもらい私は思いました、
『便を出すタイミングが良く分からなくなったな』と。
通常部屋に戻り
その後通常部屋に移り、便回数をカウントするように指示されます。
私は紙に『正』の字を書いてました。
でもやっぱり便意がよく分からないんですよね。
肛門、下腹部のあたりが結構動くんです、『ビクビクッ”』 と。
でもこれで『便が出るのか?出ないのか?』がよく分からないんです。
大腸が有った頃の様にお腹が張ってきて
『溜まった、漏れるー』って感じではないです。
だから 『トイレ行っとこうか』 って感じで術後1週間は
1日15回くらいトイレに行ってました。
便意の違いがなんとなく分かってくる
大腸があった時とはまた全然違うのですが『溜まったかな?』
みたいな感じを覚えるのがそこそこ食事の量を食べた後なんですよね。
入院中はそんなに食事の量がないのでこの感覚を覚えたのは退院後です。
ポーチから便が逆流して来るような感じで下腹部が『ギュルギュル』 する。
こうなると便が溜まっていて実際トイレに行っても出る場合が多いのですが。。
便意は有るのだが!?
ただこの便意、フェイクが有るんですよね笑。
下腹部辺りが多少ギュルギュルしてきて『便が溜まったかなー』
と思いトイレに行くと『えっ出ない』、これ結構あります笑。
まずほとんどが便ではなく、空気の場合。
大腸全摘した人で出来る人が居るのか分かりませんが私はオナラが出来ません。
オナラをしようとすると便も出てしまいます。
だからトイレに行くしかない。
健康だとあまり意識しませんが我々かなり空気を腸から出すんですよね。
1期手術後のストーマの時、初めの方は自分で便を捨てずに、
ドレーンで繋がれた大きな袋に便が溜まって、それを看護師さんが捨ててくれます。
最初は『この袋何なんだ?』と思っていたのですが
食事が始まるとどんどん何やら液体が溜まって行くので
そこで初めて便だと分かりました笑。
でも良く見ると便ではなく、空気でパンパンになるんですよね。
『こんな腸から空気出るんだ』と少し驚いていました。
で話を戻しますと空気9割、身1割みたいなことが
トイレに行っても良くある。
ポーチの調子が悪いと
そしてたまに空気も出ないのに便意が有る時が有ります。
ポーチの調子が良くなく、残便感を感じるのです。
こういう時トイレに行っても空気も便もあまり出ず、回数だけかさみます。
過去1回だけこの状態で微熱も出たので外来に行きました。
検査をしたら医師から『軽い食あたりじゃないか?』と言われ、
薬を処方して貰ったらすぐに良くなりました。
でもほとんどの場合は胃腸薬を飲んで数日すると元に戻るので
病院に行くことはまずないです。
強い便意は感じなくなる
潰瘍性大腸炎 再燃期の時の便意は強烈ですよね、制御出来ない感じで。
『溜まると漏れる』という感じは有るには有るのですが、
あの押し出てくる様な強い便意は無くなりました。
潰瘍性大腸炎発症から1年程でがん化し、大腸全摘せざるを得なくなった40代商社マン。大腸全摘後も世界を飛び回っています(今はコロナで自粛中)。
潰瘍性大腸炎・大腸全摘手術をした経験やその後の生活を書き綴っています。
(時々熱い想いも書きます笑)