日常で感じるストレスや、漠然とした不安。こうした考えや感情は、頭の中で放置すると絡まってしまい、ストレスの原因になります。そんなときに効果的なのが「書き出す」というシンプルな方法です。さらに、友達や他人の目線を意識して書くと、より客観的に自分の思考や感情を整理できます。本記事では、書き出すことの絶大な効果と、他人目線を活用する方法について紹介します!
1. 頭の中が整理され、判断に迷いがなくなる
書き出すことで情報が「見える化」され、頭の中で考えがぐるぐると巡るのを防げます。これは、頭の中にある雑多な考えを紙に移すことで整理する効果があるからです。さらに、他人の目線で書くことで客観的な視点が加わり、スッキリとした判断ができます。
- 思考のクリア化: 書き出すと情報が定着し、頭の中がスッキリします。これにより、「何に悩んでいるのか?」が客観視でき、解決に向けた冷静な判断がしやすくなります。
- 他人目線でのアドバイス効果: 「友達ならどうアドバイスしてくれるか?」と書き出すと、自分の悩みが具体的に見え、解決策を思いつきやすくなります。
2. 目標や計画が明確になり、行動に移しやすくなる
漠然とした計画も書き出すことで整理され、行動に移しやすくなります。
- 他人に話すつもりで具体化: 「自分の目標を友人に説明するつもり」で書き出すと、曖昧な計画が具体的なステップに分解されます。例えば、「週に1回ジムに行く」と漠然と考えていたなら、友達に「行く日を具体的に決めた?」と聞かれることを想像して、「水曜の夜に行く」というように行動を具体化できます。
- 優先順位が明確になる: 書き出した後、「友達が読んだらどう反応するか?」を考えると、自分では気づきにくい優先順位や時間の使い方の改善点が見えてきます。
3. 感情を整理し、自己理解が深まる
書くことは自分の感情を解放する手段でもあります。頭の中に閉じ込めていた感情や悩みが書き出されることで、気持ちが軽くなります。さらに、他人の視点を少し取り入れると、自己理解がより深まります。
- 他人の目で感情を整理する: 感情をありのまま書いた後、それを友人が読んだと仮定して「彼/彼女なら何て言うだろう?」と考えることで、自分が「今何に本当に悩んでいるのか」に気づけることが多いです。また、友人が「そんなに気にする必要ないよ」と言いそうだと感じれば、自分でも「確かに大したことではない」と感じられるかもしれません。
- 共感的な自己理解の向上: 他人目線を少し意識するだけで、自己肯定感が高まり、自分を冷静に受け入れる力が育まれます。「自分が他人にどう映るか」を考えながら感情を書き出すことで、自己理解と共感力が自然と深まります。
書き出しのポイント
- 友達の目線を入れる: 友達なら何て言うかなと考えると、自然と客観的な視点が身につきます。
- モヤっとしたら書く: 何かモヤっとしたら、躊躇せず書き出しましょう!
- 紙に書き出す: デジタルデバイスのメモでもいいんですが、紙に書いた方がスッキリするような気がします。
まとめ
「書き出す」という一見シンプルな行為が、私たちの思考整理、感情解放、目標達成に絶大な効果をもたらします。特に現代は情報が溢れ、ストレスを感じやすい時代です。さらに他人目線を少し意識するだけで、自己理解が深まり、前向きな気持ちで新たな一歩を踏み出しやすくなるのでオススメです!
潰瘍性大腸炎発症から1年程でがん化し、大腸全摘せざるを得なくなった40代商社マン。大腸全摘後も世界を飛び回っています(今はコロナで自粛中)。
潰瘍性大腸炎・大腸全摘手術をした経験やその後の生活を書き綴っています。
(時々熱い想いも書きます笑)